うちで遊んでる自宅サーバーの話。 2025年末時点の記録として文字にしておきます。
数年前から自宅の一角にミニ PC を常時稼働させてサーバーとして運用しているものです。

なんで自宅サーバー?
そもそもなぜ自宅にサーバーを動かそうとおもったのかというところですが、 一番の理由はおもしろそうだからでしょうか。
普段からコンピューターと仲良くやらせてもらっていたり、情報工学を専門に学んでいたりするので、手軽に遊べるおもちゃ感覚でつかっています。
そういえば昔にジャンクノートPCを買ってきて Chromebook 的につかう動画をつくったこともありましたね。 その頃と考えかたは変わってなさそうです。
どんなもの?
現在は2台のサーバーが動いています。 とくに大層な設備ではなく、スチールラックの1段に雑に置いているだけです。
1台は富士通の ESPRIMO Q556/R です。スペックは以下の通り。 中古で1万円くらいで購入し、メモリとストレージは自分で換装しています。
- CPU: Core i3-7100T (2C4T)
- RAM: 16GB x2
- SATA SSD: 500GB + 500GB
こちらには Ubuntu 22.04 をインストールしています。
もう1台は Mac mini 2012 です。こちらは今年の秋に買ったもので、単に Mac mini を触ってみたい!というモチベで導入しました。 スペックは以下の通り。
- CPU: Core i5-3210M
- RAM: 8GBx2
- SATA SSD: 500GB
こちらには Ubuntu 24.04 を入れています。22.04 と変わった点はわからないです。 また現時点では Mac mini サーバーはほぼ置き物状態で実運用はしていません。
見て分かる通り、どちらのマシンも大したスペックではないです。 でもそのおかげで安く調達できたのでお財布に優しいですし、今のところの用途では性能不足を感じたことはありません。
これらのサーバーたちには画面は接続しておらず、基本的に SSH 接続してターミナルや VS Code で運用しています。 まれに画面が必要になることがあると、適当にキーボードやマウスを引っ張り出して近くの PC モニターにつなぎます。
何につかってる?
いくつかの用途で同時につかっています。 今のところ用途によって物理的に切り分けてはいません。
Minecraft サーバー
友人たちと遊ぶために10人規模のマルチプレイ Minecraft サーバーを動かしています。
Java Edition で遊ぶためのものですが、バニラではなく PaperMC によるプラグインサーバーです
特筆するとすれば、コンソールの統合版で遊ぶひとがいたので GeyserMC というプラグインを用いて Java 版と統合版の両方からアクセスできるようになっています。 また Bungeecord というプラグインで複数のワールドを同時に動かしています。
どちらも有名なものなのでここでは深く語りませんが、需要があればどこかで詳しく書くかもです。
Minecraft サーバーはメモリの量が重要みたいなので、貧弱な CPU でも問題なく動いています。 オーバーワールドとエンドで複数人が分かれて動きながらエリトラで飛び回っても問題ないくらい。
Discord bot
以前、Discord の bot を開発し (てみたかっ) たという記事を書きましたが、それとは別に自分でつくった bot がいくつかあります。 それらを自宅サーバー上でホスティングしています。
開発言語が Python なので仮想端末の screen でテキトーに動かしていますが、Docker をつかったほうがいいのかなぁとは感じます。今のところ困ってないのでいつかやるかも。
Discord の bot って気軽に招待できるので、つくってしまえばそれで終わりと思われているかもしれませんが、そのコードを実行し続けるサーバーが必要なのです。
Tailscale VPN
Tailscale という VPN サービスをつかってプライベート用のサービスをいくつかセルフホスティングしています。 Tailscale には普段つかっている iPhone や iPad、PC なども参加させているので、インターネットには公開したくないようなサービスを気軽につかえて便利です。
例えばパスワード管理の Vaultwarden。 これは Google パスワードマネージャーや 1Password のように、自分のパスワードなどをまとめて管理できるものです。自前のサーバーがあればサブスク料金などもかからず、また VPN で運用すればある程度は安全かとおもって利用しています。
また自宅にある nasne という TV チューナーを VPN に参加させ、内蔵されているストレージを NAS として活用しています。 自宅外からもファイルのやり取りができたり、nasne のローカル設定がいじれたりするので便利です。 ただ、うちにある nasne が SONY 版のものということでかなり古くなっています。 ファイル転送プロトコルも SMB 1.0 なので iPhone ではつかえないのもツライ。 そろそろ買い替えかもしれない……。
自分の手元でいろんなデータを管理して動かせることが楽しいです。 おかげでネットサーフィンするときに self-hosted というワードに敏感になりました。
corekeeper や Terraria のゲームサーバー
自分はまったく遊んでいませんが、友人たちが遊びたいとのことで corekeeper や Terraria のゲームサーバーもたまに動かしています。
せっかく余ってるリソースがあるなら活用してもらったほうがいいなぁというモチベで気楽にやっています。
とはいえ Minecraft ほど凝った環境構築はしたくないので、Docker コンテナで利用できるものをつかっています。 Docker のお勉強にもなってけっこう楽しいです。
これらを構築したときのメモもどこかで公開するかも。
終わりに
とくに何かをおもって書いたわけではないですが、情報工学を学んでたりコンピューターが好きだったりするひとは家にサーバーがあると勉強ついでに楽しめるのでおすすめです。
ソフト面ではネットワークの管理から Linux の設定、ハード面ではメモリやストレージをいじったりネットワークケーブルの配線をしたりと、いろいろ勉強にもなります。
最近は AWS とかのクラウドが主流でオンプレでサーバーをいじることはあまり無いかもしれませんが、ハードをいじるのは何かと楽しいですよ。
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